INSPECTION
― 検査 ―

防災管理点検

地震等の災害による被害の軽減のため、防火対象物の管理者は、半年に1回の設備点検と、年1回の総合点検・報告・適正な管理を行う事が義務付けられています。防災管理点検資格者が、当該防火対象物における点検対象事項の点検基準に適合しているかどうかを点検し、その結果を消防長(消防本部を置かない市町村においては、市町村長)又は、消防署長に報告します。

点検項目

  • 防災管理者選任届
  • 消防計画作成届
  • 自衛消防組織の設置届、避難施設の維持管理
  • 収容人員の適正化
  • 防災管理士必要な教育
  • 避難訓練の実施尾及び関係機構との連絡
  • 地震発生時の被害想定及び対策
  • 地震の為の自主検査
  • 備品の落下転倒及び移動の防止措置
  • 地震対策のための設備及び資機材の点検並びに整備
  • 特殊な災害の発生に対する対策通報、避難誘導灯
  • 自衛消防組織の活動要領、要員の教育及び訓練業務に関し必要事項
  • 共同自衛消防組織運営、業務を行う範囲

防火対象物点検

飲食店、ホテルなど、多数の人が出入り等する一定の防火対象物において、年1回の点検・報告・適正な管理を行う事が義務付けられています。防火対象物点検資格者が、当該防火対象物の防火管理状況、消防用設備等の設置等火災予防上必要な事項について点検基準に適合しているかどうか点検し、その結果を消防長(消防本部を置かない市町村においては、市町村長)又は、消防署長に報告します。

点検項目

  • 防火管理維持台帳による確認
  • 建物内の防火管理状況等の確認
  • 防火対象物点検報告書の作成
  • 火・通報・避難訓練を実施の確認

PRESSURE TEST
― 耐圧試験 ―

連結送水管耐圧試験

ホースの耐圧性能チェック

所定の圧力をかけた場合に変形や著しい漏水がないことを点検します。
具体的にはホースの末端部に水を充填し、「消防用ホースの技術上の規格を定める省令」により決められた水圧を5分かけて確認します。

配管耐圧性能

こちらも所定の圧力をかけた際に漏水や変形が起きないかを点検します。具体的には送水口からの送水後、締切静水圧(設計送水圧力)を3分間かけて確認します。

消火器耐圧試験

消火器(二酸化炭素消火器やハロゲン化物消火器以外)の中で、製造年から10年を経過したもの、もしくは消火器の外形の点検において本体容器に腐食等が認められたものに対し、耐圧試験を行います。

この試験を行うことで近年多発している老朽化消火器による破裂事故を未然に防ぎます。

REPAIR,etc
― 改修工事 ―

各種消防設備改修工事、消防申請手続き

万が一、火災が発生した際に、消防用設備に不具合があると、人命に係わる重大な事故・事件に発展してしまう可能性もあります。建築物には多くのの改修必要項目がありますが、中でも消防設備の改修・リニューアル工事は特に重要な事項です。

消防設備 消火栓、スプリンクラー、各消火設備(粉末・ガス・泡)等
警報設備 各火災報知設備(熱・煙・ガス・漏電など)、非常警報機、非常時用放送設備や通報設備等
消火活動用設備 連結散水設備、排煙設備、非常コンセント設備等
避難設備 誘導標識、誘導灯、避難器具等

消防提出図面作成(CADデータ)

消防局や消防署に提出するための、消防設備工事の着工届や設置届といった消防書類や、火災調査書類に添付する各種図面の作成を行っております。

  • 倉庫の中から、図面を探し出すのが大変!
  • 図面が場所を取っていて、保管場所に困っている
  • 手書きの図面では分かりづらい… などなど。

お気軽にご相談ください。